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本日はベンチャーが幹部を採用する際にチェックすべき5のことをまとめたいと思います。スタートアップ、ベンチャー企業にとって次のフェーズに進むため、たとえばよりスピード感のある成長や停滞からの脱却を実現するために幹部の採用は非常に有効な手段です。常に企業を変えるのは人の存在です。

一方で、幹部を採用すると、これまで幹部だった人の処遇を含めて、会社に対しても大きな影響を与えるため、慎重にかつ納得のいくプロセスで採用活動を行う必要があります。そこで、今日は幹部採用時にチェックすべきことについて紹介したいと思います。

採用する幹部に自社のどんな課題を解決してもらうかチェックする

当たり前ですが、どんな課題を解決して欲しいかを明確に定義することが幹部採用において一番重要です。

多くの会社がなんとなくこんな人が欲しいんじゃないかという曖昧な理由から採用を行ってしまっているケースが多いのではないでしょうか?或いは優秀な人が目の前に現れたので採用したというケースも多い傾向です。

ただ、幹部の採用は会社に与える影響も大きいため、慎重かつできる限り正確に課題設計をするべきではないかと考えております。また、同時に課題設計は採用担当や取締役会でも認識のズレがなくなるように書面に落とし込むべきと考えています。

従って、最も有効なのは方法はジョブディスクリプション(いわゆる、求人票)を明確にすることです。まずは「売上を倍にしたいのか?」「海外展開を実現したいのか?」或いは「停滞する社内を改革してほしいのか?」など課題を明確にした上で、それらをベースにどんな仕事内容で、どんなスキルで、どんな人物像の人を採用したいのか、また将来どんな役割を担ってほしいのか、基本的なところを定義しておくと良いのではないでしょうか。

候補者の将来と自社の将来の交差点をチェックする

次に、確認するべきは候補者の将来像と自社の方向性に必ず接点があるか、交差する部分があるかどうかの確認です。なぜかと言うと最もパフォーマンスが最大化されるのは、やはりどんな人であっても、「やりたいこと」と「できること」が一致しているときです。それは、例えば将来「プロ経営者になりたいのか」或いは「開発責任者としてより大きな規模のチームをマネジメントしたいのか」、「営業担当として圧倒的な成果を作りたいのか」など候補者の将来像をクリアにした上で、自社の方向性と合っているかの確認が必要です。

優秀な人であってもここが一致しないと長続きしないので、余分なコストを発生させないためにも、また幹部採用で自社が致命傷を追わないために、お互いの将来像は出来る限り丁寧に確認したいものです。

候補者のコミットメント度合いをチェックする

幹部はプロセスではなく成果で評価するべき役職です。したがって、その幹部は何にコミットできるのかどうかを正確に見極めるべきです。

具体的には過去にどんなコミットメントを達成したことがあるのか、またその際の目標レベルはどの程度だったのか、また今後はどんなコミットメントを達成していきたいのかを確認すると良いでしょう。

ちなみにコミットメントの度合いを測るにはその人がどんな表現を使ってコミットメントを説明するかというところも確認するポイントです。まずはコミットメントの主語が「I」なのかどうかは必須の確認事項です。幹部には「会社」がではなく、「自分」がそこまで持っていくという認識をもって仕事に取り組んでほしいからです。

また、一番採用してはいけないタイプはコミットメントを達成できない場合に、上司となる経営者や或いは市場環境などを理由にしてしまう人です。原則、幹部であれば他責ではなく自責でものごとを考えてくれる人を採用したいですね。

候補者のソーシャルをチェックする

幹部に求められる資質して人を惹きつけることができるかと言うのは、最も重要な才能の一つです。 具体的には、幹部として組織の拡大を目指すならスタッフの気持ちを高められることができるか、或いは新たに優秀な人材を惹きつけることができるかを必ず問われます。

つまりマネジメント能力や或いは採用能力は幹部に必須のスキルです。それらの能力を見抜くのにに比較的簡易な方法としてfacebookやtwitterといったソーシャルネットワーキングのアカウントを確認すると言うのがあります。

例えば退職エントリーで全くコメントがついていない人は本当に幹部として適切なのか、或いはソーシャルを通して世の中に発信できない人が次世代の幹部として適切なのか。嫌いな人のソーシャル上の投稿にコメントはしないですし、大企業の人でもNewsPicksで実名発信する時代においては、ベンチャーの幹部にはそれ以上の発信力が求められます。

人との関係性はソーシャルアカウントをチェックするのが良いでしょう。

社長との相性/自社のミッションとの相性をチェックする

最後にいくら大人同士の付き合いとはいえどもやっぱり相性と言うのは大事です。特に幹部である以上は、社長との相性がその後のコミットメント達成においてキモとなります。

もちろん面接だけではわからない部分ですので、できれば面接過程で最低一度、幹部になる人とは事前に食事を通して長い時間を過ごし、本当にこの人とやっていけるのか或いはこの人と仕事を一緒にして楽しいのかどうかを確認する必要があります。

やっぱり将来的に一緒に飲みに行って楽しいかどうかと言うのは分かりやい指標ではないでしょうか。将来、合宿なんて一緒にしたくないという人は自社の幹部にすべきではないですね。

また、ベンチャー企業の場合は創業社長との相性が良いということは、そもそも自社のミッションともマッチしていると言える可能性が高いですが、こちらも合わせて確認する必要があります。

 

以上、幹部採用する際にチェックすべきことのまとめでした。いかがでしょうか?
やはり幹部採用はスタートアップ、ベンチャー企業を一つ上の世界へ導いてくれる可能性があります。に引き上げてくれる可能性があります。絶対に成長を目指すベンチャー企業はトライするべきものではありますが、一方で慎重に考えるべきところは慎重に考えて悔いのない採用活動を行っていただければなと思っております。