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起業して早1年が経ちました。割とあっという間でしたが、この3連休は休みをもらって東京を離れているので、振り返りをしてみようと思います。(ユーザーの皆様、クライアント企業の皆様、改善がまだまだで申し訳ございません。正確には場所を変えて、PCを開いております。)

想定外①:起業しても思ったよりなんとか生きていける

起業後は出資をすぐに受けなかったこともあり、自分の貯金を資本金にし、社長は無給ということでスタートを切りました。1年間生きていける金額は貯まっていたので余裕かなと思っていたのですが、そんな簡単にはいきませんでした。

5月にリリースしたサービスである「ハイスキルなエンジニアのプレミアム転職サービスFindy」を当初はβ版として2月にリリースしようとしたのですが、なんと「AIマッチング」とか「自動でマッチング」といった機能を提供しようとすると、「有料職業紹介事業の許可」、つまり人材紹介免許が必要だということが分かったのです。

完全に調査不足でした。起業家としてモメンタム(勢い)を持続したい中で、2ヶ月強の遅れとか最悪です。それにすぐ「純資産500万円」を用意して免許を取らないといけなし、オフィスも借りないといけない。当然、純資産なので融資ではダメなので、よっし、ということで有り金は全部資本金につぎ込んだりしていたら、今度は自分の財布がすっからかんになったりしました。

そんな感じで右往左往している場面もあるのですが、今こうして普通に生きていますw

想定外②:そんなに簡単にうまくいかない

自分はうまくやろう。1個目のプロダクトが起動にのるまで1年かからないぞ。というのは起業前にほとんどの人が思うことではないでしょうか。ましてや前職のレアジョブに9人目の社員として入社し、新規事業も何度も潰してきた経験もあります。(すいません・・・本当にすいません・・・。)

ただ、世の中そんなに甘くなかったです。一つ目のサービスである「AI求人票採点サービスFindy Score」はコンセプトは面白いと言っていただき、現時点で500社以上の方に登録&利用頂いているのですが、やっぱり採用×Saasだけで短期で収益化するのはそんな簡単ではないということをプロダクトを出して、(正確にはリリースする前のユーザーテストの段階で)、気付きました。

起業すると言ってせっかくついてきてくれた共同創業者の佐藤にはこれでいけるぜ、と言っておきながら申し訳ない気持ちでいっぱいです。焦って、夜な夜なcrunchbaseを眺め続ける日もありました。

ただ、起業家の大先輩から、「大丈夫、プロダクトを出せずに途中で止める人もいっぱいいるからまずは一つの壁を超えた」と思いなさい、と勇気付けられ、改めて「無料で求人票を代筆したり」「人事や求職者に改めて会って困っていることを聞いたり」を続けて今のサービスにたどり着きました。

サービスの質も、成果もまだまだでこれからの状況ですが、やっと自分たちのやるべきこと、やりたいことが見えてきました。

想定外③:めちゃめちゃたくさんの人が助けてくれる

何より嬉しかったのが本当に多くの人がサポートしてくれたことです。起業してから感謝が尽きない日々です。はっきり言って何者でもない自分達です。そんな僕らに時間を割いて、時には仕事の紹介までしてくれる先輩、友人に本当に本当に感謝です。全員の名前をここに書きたいくらいですw

・創業時にオフィスを貸してくれた、そして継続的に仕事をくれたレアジョブ中村さん、藤田さん、人事の皆様
・サービス立上げ時に快くインタビューに応じて頂いたエンジニアの皆様
・サービスへのフィードバックや人材業界の掟を教えてくれた人材業界・人事の皆様
・オフィス移転時にオフィス備品を送って頂いた皆様
・サービス立ち上げ後にクライアントの紹介をしてくれた皆様
・資金調達の相談にのってくれる起業家や投資家の友人の皆様
・今、Findyを手伝ってくれているメンバーのみんな
・そして、僕がブログの誤字脱字をすると真っ先に突っ込んでくれる一部人事界隈の皆様
(誤字脱字が多くってコンサル時代に夜中に1時間怒られ続けたことがあります。誤字脱字多くって、コンサル向いてないっすw)

そんなサポートがあって成り立っていると日々感じています。本当に嬉しい想定外です。この場を借りて「ありがとうございます!」。

想定外④:なんだかんだ、めっちゃ楽しい

そして、これが一番伝えたいことです。もはや想定外ではないかもしれませんw

「なんだかんだ、めっちゃ楽しい」

お恥ずかしながら起業しようと一度思ったけどやめて、レアジョブに残り経営に携わらせてもらい、またやっぱり起業しようと思い、やっとこさ始めた人間です。つまり、始める前はビビってたし、どうなるのかという不安もそれなりに感じまくったのです。だけど、フタ開けてみたらめちゃめちゃ楽しいです。

もちろんプロダクトもまだまだだし、まだ成果を出せているのとは程遠い状況です。うまくいかないこともあります。でも自分たちが信じた世界の実現を早めるため、日々全力で取り組むことそのものはめちゃめちゃ楽しいです。

僕らFindyは「Life-Changing Experiences」(人生を変えるような経験)を人と仕事の出会いを通して増やしていくということをミッションにこれからサービスを展開していきます。このあたりはまた別のブログでと思いますが、僕は仕事は楽しいし、楽しまなきゃいい仕事なんてできないと思ってます。そんな仕事を楽しめる人が増え、そうした機会が人々の人生を変えるようなきっかけになればと心から思っています。

そんなFindyを一緒につくっていきたい方はこちらまでご連絡ください!エンジニアはしっかり求人票を書きました。ビジネス側は山田のところですが、営業&マーケ、キャリアカウンセリング、経理などなんでもやりたい人歓迎ですw 将来、起業したい学生とかもウェルカムです。

というわけで「想定外」というのはどっちかというと良いことのほうが多かったという結論ですが、2年目のFindyもどうぞよろしくお願いします。