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Findy(ファインディ)でインターンの採用をしていることもあるのですが、これまで前職のレアジョブで10人以上のインターンを自チームのメンバーとして採用してきた経験をもとに「スタートアップがインターンを採用すべき理由」をまとめました。

私個人としてはインターンを採用して良かったことの方が多く、特にスタートアップにとっては以下のようなメリットが存在していると考えています。まだ、インターン採用にチャレンジしていないスタートアップは明日からでも募集始めてみてください。

それではスタートアップがインターンを採用すべき理由について書いていきます。

インターンがめっちゃ活躍する

インターン採用をしていて一番びっくりしたのはめちゃめちゃ活躍するメンバーが出てくることです。もちろん全員ではないのですが、何人かはフルタイムスタッフ並みの成果を残してくれました。例えばレアジョブとMicrosoft(Skype)との共同プロモーションはインターンが主導で進めてくれた結果、生まれた企画でした。

そもそも小さなスタートアップを”敢えて”選ぶ学生というのはそれなりにいろんなことを考えた上でインターンを先を決めています。また、就活で1週間インターンに参加したけれども物足りなかったといったやる気に満ちた学生もいます。従って学生かどうかは関係なく、成果を残してやろうという”ギラギラ感”のある人も多く、結果的に大きな成果を残すというケースを多々見てきました。

インターンからの学びが大きい

2つ目に私自身がインターンから多くの学びを得たということがあります。Web マーケティングの担当をしている際、 Google AdwordsやSEO に関しては頭で考えればある程度理解できたのですが、数年前の段階ではTwitterやFacebookなどは個人として使いこなせていませんでした。

そんな折ソーシャルマーケティングをやってほしいという会社からの要請があり、最初に始めたのがインターンの採用です。もちろん自らがソーシャルのアカウントを運用するというのもやりますが、それ以上に役に立ったのは彼らのフィードバックです。

大学生の方が圧倒的にソーシャル使い込んでいるので、例えば僕の投稿に対して「それはイケてないからやめたほうが良い」など具体的なフィードバックをもらうことでソーシャル活用を最短でキャッチアップすることができました。ちなみに当時のインターン4人全員が私よりもTwitterのフォロワーが多かったのが、良い思い出です。

これは一つの例ですが、例えばアルバイト採用やユーザー心理のヒアリングなど、自分たちの世代とは違った視点を持っているケースが多く、非常に勉強になった記憶があります。

若手メンバーのマネジメント力が向上する

私自身にとっても初めての部下はフルタイムスタッフではなくインターンの学生でした。当時のインターンにはそれなりに迷惑をかけてしまったかもしれないのですが、初めてのフルタイムスタッフのマネジメントを25歳で経験する前に、インターンやアルバイトのマネジメントをしていたということは非常に役に立ちました

それからというもの、自分のチームに部下ができたタイミングで、必ずインターンを採用しマネジメントの訓練を積んでもらうということをチームメンバーに課してきました。その結果として、自チームから若くしてマネージャーになるというメンバーをたくさん生み出せたのではないかと思います。

将来の幹部候補生を採用できる

スタートアップは学生の採用マーケットにおいて必ずしも人気のある存在ではありません。やはり財閥系を始めとした大手企業の人気は依然として高く、スタートアップはそんな簡単に学生に注目してもらうことはできません。

しかしながら、学生時代にインターンを経験している新卒候補生は自社の理解が進んでおり、数多ある中で一つの選択肢として自社に興味を持ってくれることがあります。しかも、どうやったら成果を出せるかということを理解して会社に飛び込んでくれるので、圧倒的なスピードで成長していくケースが多く見受けられます。(これは個人的にもすごく嬉しいです。)

古巣でも若干27歳にして 事業を責任者として引っ張る同僚がもともと自分のインターン生として初めて採用したメンバーだったりします。他にも、もっと若くして オウンドメディアの編集長を務めていたり、或いはブラジル進出を前線で引っ張ったりと、多彩なメンバーが成長を牽引しています

そんな姿を見ると彼らが今後を引っ張っていくんだろうなということは容易に想像ができます。

数年後にビジネスパートナー以上の存在になる

上記の通りスタートアップの初期に多くの優秀なインターンが会社に関わってくれました。その結果、彼らが社会に出て活躍をし始めると、私とっても非常に大きなビジネスパートナーあるいは頼れる相談相手、友人になっています。

実際にFindy(ファインディ)でも共同創業者は元レアジョブのインターンですし、自然言語処理を中心とした技術的な面をサポートしてくれている友人は別のインターンからの紹介です。

また、成長した彼らとお酒を酌み交わすというのは、楽しく大きな学びがあります。私にとってかけがえのない友人になっており、本当にインターンと向き合って来てよかったなと心から思っています。

以上5点が私がスタートアップでインターンと一緒に事業づくりをする中で感じたスタートアップがインターンを採用すべき理由です。大事なのはインターン生を”学生”と見るのではなく、一人の会社を引っ張る存在として、期待を持ち、フィードバックを重ね、単なる雑用などではなくクリエイティブなタスクにどんどん挑戦してもらうということだと考えています。もちろん、成果に応じた適正な給与も支払うことも必要です。このあたりまた次回にでも書いてみます。

ちなみに学生向けにはこんな記事も書いているのでご参照ください



 

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