人材業界では当たり前だけどFindyでは使わないと決めている言葉

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私自身は前職のレアジョブで人事の責任者をしておりましたが、人材業界出身ではありません。レアジョブという名前ですが、オンライン英会話/教育の会社なんですよね。

そのため、起業後始めて、人材領域に事業者として関わらせていただいております。最初は人材業界の先輩に日々教えて頂いてばかりでした。(メッセンジャーでの友人へのチャットが全てでした。w)

ゆえに、新参者だからこそ感じる人材業界の良さ、あるいは逆に違和感に感じる部分等があり、そこは大切にしながら事業に取り組んでいきたいと思っています。

まず1つ目としては人材業界だと一般的に使われている言葉ですが、Findyでは使わないようにしていこうと思っている言葉についてです。

エンジニア転職Findyのサービスを始めて2年強経ちますが、その間多くのユーザーエンジニアの方とお話をしてきました。その中で感じたのは、「転職」という人生の一大事に向き合う中で出てくる悩みに対してどれだけ真摯に向き合えるかが人材サービスに関わる以上、最も大事なことであるという思いです。

人材業界、特にキャリアアドバイザーと言われる領域で活躍している方はここの部分において求職者からの信頼が圧倒的に厚いと感じました。一方で、特定の領域で転職ブームが発生した際に、特定の会社に「押し込む」ような行為が発生したことも事実で、そうした行為や言動は人材業界に対する不信感、違和感を生む結果になっていると感じました。

また、Findyではバリューの中で「誠実」を大事にしており、「無理に転職を勧めない」「フラットな情報をユーザーに提供する」を意識して、日々ユーザーエンジニアと向き合って行くと決めております。

そこで、人材業界では当たり前だけど、使わないという言葉を決めました。

まだまだスタッフにもこれから伝えていくところなのでできてない部分はあるかと思いますが、徐々に浸透させて頂ければと思いますので温かく見守って頂ければ幸いでございます。

「決める」という言葉

人材業界では、求職者が特定の会社に入社したこと「決める」と表現することがあります。社内的には、あるいは売上目標的には決めるという表現が正しいのかもしれません。ただ、個人が転職活動をする際に誰かに人生を「決められる」という表現には良い気持ちになれないのではないでしょうか。

むしろ転職する際は自分の意志で人生を「決めたい」ですね。従ってFindyでは「決める」という動詞は使わないことを決めました。

「エンジニアさん」「デザイナーさん」という言葉

特定の職種を「さん」付で呼ぶというのも止めることにしています。職種に「さん」をつけるということはお客様扱い、あるいはちょっと言い方は良くないかもしれませんが人ではなく「リソース」「商品」扱いをしているように感じます。

同じく社内でも職種に対する「さん」付の文化は止めていて、本来は一緒に働くパートナーでもあるにも関わらず、遠い存在になってしまうのではと危惧しています。

逆に営業の方が「営業さん」、人事の方が「人事さん」って言われるの、ちょっと気持ち悪いし、なんだか距離を感じてしまいますよね。

「商材」という言葉

これは人材業界に限らず営業現場で当たり前に使われる言葉ですね。私自身がもともとマーケティングやカスタマーサポート、生産技術まわりが出身なので、起業するまで馴染みのない言葉でした。

人を向き合うサービスを提供している以上、この「商材」という言葉も使わないようにしていきたいと思っています。商材とは言葉のとおり、商品・売り物を営業サイドから見た表現です。我々は「もの」を扱う会社ではなく、あくまで人に向き合う会社なので、サービスと言う表現が適当なのではと思っています。

なお、上記に関してはかなり私の主観が入っている内容ですし、ある意味で主義主張の問題なので、こうした言葉を否定しているわけではなく、あくまで自社で使わないというスタンスで考えています。

まだまだ勉強不足なので、この当たりが正しいのかどうかは今後も考えていく必要がありますが、まずはFindyのスタンス、考え方として大事にしていきたいと思っております。

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