Pocket

本日、転職を考えているエンジニアにとって自社の求人票が魅力的かどうかを判定する機能リリースしました。 本記事では、この機能をリリースした背景や想いについて書きたいと思います。

「その求人票、エンジニアに魅力的ですか?」AI求人票採点サービスのFindyが求人票のエンジニア魅力度を診断する機能をリリース /エンジニア採用サポートも開始(Value Press)

 

今回リリースする「エンジニア向け求人票魅力度診断」

今回リリースするのは自社の求人票がエンジニアにとって魅力的かどうかを判定する機能です。利用方法は簡単です。AI求人票採点サービス「Findy Score(ファインディ スコア)」にログインし、これまで通りエンジニアの求人票をインプットするだけで、その求人票がエンジニアにとって魅力的かどうかをリアルタイムで判定します。

 

もちろん無料で利用できますので、ぜひエンジニア採用に悩んでいる採用担当の方は、試しに自社の求人票の診断を始めてみてください。

 

開発した背景①:人事・採用担当側の視点

AI求人票採点サービス「Findy(ファインディ)」のリリース後、Web/IT企業の採用担当から相談を受ける中で最も多かったのが、

「エンジニアを採用できない。」
「エンジニアに対して、どんな求人票・募集要項を書いて良いか分からない。」

といったエンジニア採用に関連する悩みでした。また、求人票の作成代行サービスを提供したところ、実に8割以上がエンジニアの求人を代筆して欲しいという依頼でした。

実際にエンジニアの求人を書き直した会社の社長、採用担当からは、書き換えた後これまで採用できていなかったフロントエンドのエンジニアが2名ほど採用できたというお話もいただきました。

 

開発した背景②:エンジニア側の視点

エンジニアの共同創業者と一緒にクライアントのエンジニア向けの求人票・募集要項を書く中で、 人事がエンジニアの求人を書くのに困っているということは、同様に求人票を読んでいるエンジニアも困っているのではないかという仮説を持ちました。

それを受けてエンジニアの共同創業者がWeb/ITエンジニア向けに書いた「転職する時に必ずチェックしたい募集要項」という記事が、はてブやTwitterでバズり、ヒットしました。

つまり、エンジニア側の視点で見ても、求人票に必要な情報が書かれているか、何をチェックしたら良いかに悩んでいることが分かりました。

 

開発した背景③:エンジニアとしての視点

次に自らがエンジニアになってみた視点からです。 Findy(ファインディ)を創業するにあたり、HRの世界をテクノロジーを使ってより良くしたいという思いから、自らをHRエンジニアと定義付けサービス開発に取り組んできました。(最初は正規分布や分散の復習からやりましたw)

HRエンジニアはWeb 企業でプログラミングをメインにサービスを開発するエンジニアではなく、専門領域、特に我々の場合で言うところの採用・人事領域においてデータを解析するエンジニアを意味しています。

例えばバイオテクノロジーの領域でも、最近だとバイオエンジニアと機械学習エンジニアのセットでプロダクトやサービス開発及びデータの解析をするというケースが増えているそうです。 共同創業者が Web 及び機械学習エンジニアということもあり、自らの立ち位置はHRエンジニアと位置付けました。

データを解析するのであれば、データ系を扱うプログラミングができた方が良いのはもちろんのこと、 Webの作り方も理解をしておいた方が良いと考え、 TECH::CAMPでプログラミングを学び、その後もデータの解析やオウンドメディアのサーバー立ち上げなどをやりながらエンジニアとしての仕事も続けています。

そうした経験を通して、 エンジニアの仕事がリアルになってくる中で、これまで担当してきた人事領域とは求められるスキルや趣向性、人物像が大きく異なることに実感として気付きました。そして、”異なる”という溝を両方知っている人間が少しでもその溝を埋めることで、 エンジニアにとっても、 企業にとってもより一層良い出会いが生まれるようなサポートができればと考えました。

 

開発した背景④: 成熟化した産業ほどエンジニアの視点が重要

私自身、新卒は三菱重工業でした。 知っての通り、イージス艦から発電所まで作る重工業メーカーで幸運にも新卒の配属先が事業部の経営企画ということで、事業部の経営陣と対面して仕事をすることができました。その際、経営陣の8人中6人がエンジニア出身でした。製造業のように産業が高度化、成熟化していくと、どうしても技術的なバックグラウンドがないと製品・サービスの開発を引っ張っていけない、 或いは営業サイドでも技術的な知識がないと販売できないということが当たり前のように起こっていました。

そして、我々の属しているような Web/IT 業界もますます既存産業と密接につながっていく中で、その分野の専門知識や技術的なバックグラウンドが求められるになってきています。HRエンジニアという職種が必要だと考えるのはWeb/ITと既存産業が表面的なWebサイトだけではなく、サービスの根幹に入り込むデータを通して密接になっているからです。

実際にゲーム会社の友人と話していると新卒でエンジニアとして入社しても3年ほどは修行して学ばないと、なかなか自分でゲーム開発を引っ張れるほどにはならないくらい、ゲーム開発自体が高度化し難しくなっているとも聞きました。

今後ハードウェアの世界にソフトウェアが入ってくるということも踏まえて日本ではよりいっそうWeb/IT領域のエンジニア需要が高まると思っています。そんな中、できる限りミスマッチを減らし、能力を発揮できる企業で働くエンジニアが増えて欲しいと考えています。

ちなみに前職時代にはこんなことも考えていました

以上のような背景から採用側の企業とエンジニアのミスマッチを減らしたいと考え今回のような機能をリリースしました。 ぜひ一度試しに使ってみてください。

また、 同時にWeb/ITエンジニアの採用に悩んでいる企業様向けに エンジニアの採用支援サービスを始めました。主にエンジニア向け求人票の作成やメディアの選定、採用マーケティングのサポートなどを行なっていきます。ご興味のある企業様はこちらからご連絡ください。

採用マーケティング研究所の更新を購読する